AumCreate

AumViso

SEO と GEO を一か所で:検索エンジンが読むタグ、それらが解析する構造化データ、 クロールされるサイトマップ、そして AI アシスタントが探す llms.txt ファイル。

本ガイドは、すでに AumViso を導入している方向けです。以下はすべて WordPress 管理画面の AumViso にあります。

AumViso の管理画面はどのサイトでも英語です。 UI 翻訳はまだ公開されていないため、 WordPress をどの言語に設定していても、ここで引用している英語のラベルがそのまま表示されます。

1. AumViso は何をするのか、各部はどうつながるのか

二つの仕事を、一つのプラグインで。

SEO は古いほうの仕事です。各ページにタイトルと説明を与え、それが何であるかを 検索エンジンに分かる形でマークアップし、すべてのページをサイトマップに載せ、 関連するページを互いにリンクする。

GEO は新しいほうです。AI アシスタントは、検索エンジンのようにサイトをクロールしません。 求めているのは引用できる事実であり、しかも推測せずに読める形でのそれです。 AumViso はその事実を三通りに書き出します。ページ内の構造化データとして、 サイト直下のプレーンテキスト llms.txt として、そしてそのために用意されたコンテンツ タイプ —— FAQ、用語集、手順ガイド —— として。

二つの仕事は一つの考えを共有しています。自分が何であるかを、解釈のいらない形で言う。 このプラグインの中身はすべて、その言い換えです。

AumViso における知識は二層に分かれます。複数の画面がこの区別を前提にしているので、 押さえておく価値があります。

  • 第一層 —— 当事者しか知らない事実。会社としての身元、製品、用語集の項目。 これらを生成できるものは何もなく、人が入れるしかありません。
  • 第二層 —— 第一層から組み立てられる材料。すでに記録済みの事実を使って 問いに答える FAQ やガイド。

Knowledge Builder の画面は、第一層を第二層に変えるために存在します。 第一層に何も入っていないうちは動きません。

2. 導入と最初の十分間

通常どおり導入して有効化します。管理メニューに AumViso が加わります。

有効化の時点で、AumViso はサイトに何もしません。タイトルも URL もテーマも変更しません。 機能を一つオンにするまで、フロント側には何も書き出されません。

AumViso → Setup を開きます。この画面は二つのことをします。各部のつながりを図示し、 次にやるべきことを筋の通る順番で並べます。ほかに何もしないとしても、この三つはやってください。

  1. Brand Entity —— この組織が何者か。5 分。
  2. Technical SEO —— タイトルと説明のテンプレート、そして SEO 欄を持つ投稿タイプ。10 分。
  3. llms.txt —— スイッチ一つと、説明文一つ。

これ以降はすべて任意で、しかもその多くは動かすのに費用がかかります —— AI 提供元を呼び出すためです。

The Setup screen, listing the next steps in order

2.1 AumViso は既存の SEO プラグインの代わりになるか

同じ領域を扱うため、二つ動かせば <head> にメタタグが二組、サイトマップが二つ できることになります。どちらか一方を選んでください。移行するなら、まず他方を切り、 そのうえでソースを見て重複したタグがないか確かめてください。

3. Brand Entity

AumViso → Brand Entity。 これは第一層の知識 —— この組織についての、 何からも推論できない事実です。

項目何のためのものか
Organization typeOrganization、LocalBusiness、Person、Corporation のいずれか。サイト全体で使う schema 型を決めます。
Organization / company name構造化データに出る名称。サイトのタイトルと同じである必要はありません。
Organization URL正式なトップページの URL。
Logo URL構造化データで使われます。正方形の画像がもっともよく読まれます。

その下で、同じ画面が長めの説明、スローガン、設立日、創業者、ソーシャルプロフィールの URL(1 行に 1 件)、メールアドレス、電話番号、所在地を受け取ります。

本当のことだけ埋め、残りは空にしておきます。 空の項目は構造化データから省かれます。 おおよその値で埋めた項目は、欠けている項目より悪い —— それは意図せず述べてしまった 一つの主張です。

The Brand Entity screen with the organisation fields

4. Technical SEO

AumViso → Technical SEO。 五つのセクション —— Meta、Schema、Sitemap、 Robots.txt、Internal Links —— に上部のチップ列から入り、 Save Settings ボタンは一つを共有します。一度の保存で五つすべてが走り、 各セクションは自分の設定だけを書くので、順番に訪れて保存する必要はありません。

画面の冒頭にある一文は本気で受け取る価値があります —— A template arrives with all of this configured. Change it only if you know why. (テンプレートは出荷時にこれらが設定済みです。理由が分かっているときだけ変えてください。)

The Technical SEO screen, Meta section

4.1 Meta

SEO title template と Meta description template は、自前のタイトルや説明を 持たないページすべてに使われる既定値です。使える変数は各欄の下に並びます —— タイトルは {post_title}、{site_name}、{category}、{author}、{year}、{sep}、 説明は {post_excerpt}。

OG fallback image は、アイキャッチ画像も OG 画像も設定されていないときに使われます。

4.2 Enable SEO fields for

投稿タイプにチェックを入れて有効化し、どのレベルに SEO 欄を持たせるかを選びます。 Single、Archive、Tax archive がそれぞれ独立した列です。あるタイプを有効に すると、その編集画面に AumViso のボックスが加わります(第 7 節)。

最適化するつもりのないタイプはチェックしないままにしてください —— 編集画面が散らからず、それらのページがいくつかのレポートから外れます。

4.3 Schema

サイト全体の構造化データで、Brand Entity に入力した内容から組み立てられます。 ページ単位の上書きは編集画面のボックスにあります。

4.4 Sitemap

AumViso は XML サイトマップと対応するインデックスを書き出します。 Included content が、そこに載る投稿タイプとタクソノミーを決めます。

サイトマップに載っていながら noindex が付いているページは、検索エンジンが気づく矛盾です。 インデックスから外したものは、ここでも外してください。

4.5 robots.txt

AumViso はこのサイトの robots.txt を提供できます。ウェブルートに実体の robots.txt ファイルが存在する場合、そのファイルが優先され、WordPress は尋ねられもしません —— AumViso はそれを上書きできません。プラグインに管理させるなら、そのファイルを削除してください。

4.6 Internal Links

キーワードの表はここにあり、Linking & Related の画面にはありません。 各行は Keyword、Target URL、Max links per page、Case sensitive の スイッチと削除ボタンで構成され、下の Add keyword が 1 行追加します。

リンクを有効にするスイッチと、それを適用する投稿タイプは、もう一方の画面にあります —— 6.1 を参照。

5. llms.txt

AumViso → llms.txt。 llms.txt は、サイト直下に置かれるプレーンテキストのファイルで、 そのサイトが何であり、何を読む価値があるかを AI アシスタントに伝えます。 これは若い慣習であって標準ではなく、知らないアシスタントは単に無視します。

設定備考
Serve /llms.txt from this site主スイッチ。既定はオフ。
Site description一、二文。アシスタントが最初に読む部分です。
Include Pages / Postsどのコンテンツを一覧に入れるか。
Include FAQ / Glossary / GuidesAumViso の三つのコンテンツタイプ。
Include productsショップが検出されたときに現れます。
Max items per section各セクションの件数上限。長いほど良いわけではなく、絞った一覧のほうがよく読まれます。

この画面は設定の上に実ファイルへのリンクを置いているので、訪問者が受け取るものを そのまま読めます。提供されるのは二つ —— /llms.txt(一覧)と /llms-full.txt(同じものに抜粋を添えたもの)。

ディスクにファイルは書かれません。 どちらもリクエストごとに生成され、常に現在の コンテンツを反映します。つまりパーマリンク設定(pretty permalinks)が必要で、 404 が返るときは Settings → Permalinks を開いて一度保存してください。

The llms.txt screen with the live file link and the switches

答えのない項目もそのまま載ります。 FAQ を作って答えを空のままにすると、 llms.txt は質問だけを並べ、その後に何も続きません。埋めるか、公開を取り下げてください。

6. Linking & Related

AumViso → Linking & Related。

6.1 Internal linking

この画面にあるのは Enable automatic internal linking と、それを適用する投稿タイプです。 キーワード自体は Technical SEO → Internal Links で追加します(4.6 節)—— スイッチと一覧が別々の画面にあることは、片方をもう片方で探し始める前に 知っておく価値があります。

スイッチがオンのとき、選んだ投稿タイプの本文にキーワードが現れると、AumViso は 最初の数回をリンクに変えます。回数の上限はそのキーワード自身の設定です。

Apply to post types が、これが起きる範囲を限ります。書き換えは出力時に行われ、 保存されている本文は変更されません。つまり機能をオフにすれば、元のテキストが そのまま戻ります。

上限は小さく保ってください。同じページから同じ先へのリンクが二つ三つになると、 そこから宣伝のように読まれ始めます。

6.2 Related content

投稿の末尾に関連項目のブロックを付けます。表示件数と対象とするタイプはここで設定します。

The Linking & Related screen

7. 編集画面の AumViso ボックス

4.2 節でチェックした投稿タイプには、編集画面に AumViso のボックスが付きます。

項目効果
SEO titleこのページについてテンプレートを上書きします。
Meta description同じ。
Canonical URLこのページが別のページと重複するときに使います。
Index / Followページ単位の noindex / nofollow。
OG title / description / imageソーシャルプレビューの上書き。
Schema typeこのページについてサイト全体の型を上書きします。

ショップでは price と currency の二つが加わり、商品の構造化データに供給されます。

ボックスはそのページのスコアも示します。SEO と GEO の項目がどれだけ埋まっているかの 読み取りです。これは採点ではなくチェックリストです —— 何が欠けているかを言うものであり、欠けているものが常に間違いとは限りません。 短い実務ページに長い説明は要りません。

8. FAQ・用語集・ガイド

AumViso が登録する三つのコンテンツタイプ。それぞれにメニュー項目があります。

8.1 FAQs

FAQ は質問と答えの組で、任意で関連質問を添えられます。FAQ category タクソノミーで グループ分けでき、FAQPage 構造化データと llms.txt の両方に供給されます。

The FAQ list in the admin

8.2 Glossary

用語集の項目は、短い定義と長めの説明を持ち、関連する項目を指すこともできます。 項目は第一層の知識です —— 自分たちがその語で何を指すかを述べるものであり、 それはまさにアシスタントが推論できない種類のものです。

公開された用語集の項目は、内部リンクのキーワード一覧にも供給できます。 するとその語が現れる場所すべてから、自分の定義へリンクが張られます。

The glossary list in the admin

8.3 Guides

ガイドは手順の並びで、任意で道具、材料、所要時間、難易度を添えられます。 HowTo 構造化データを生成し、ショートコード [aumviso_guide_steps] が描画します。

9. ショートコード

六つ。どのコンテンツでも使えます。

ショートコード表示されるもの
[aumviso_breadcrumb]現在のページのパンくず。
[aumviso_faq]FAQ の一覧。category、count、style を受け取ります。
[aumviso_glossary]用語集の一覧。count を受け取ります。
[aumviso_guide_steps]ガイドの手順。id を受け取ります。
[aumviso_related]関連コンテンツ。count と type を受け取ります。
[aumviso_related_questions]FAQ の関連質問。id を受け取ります。

手元にあるのがこの一覧の古い版なら、名前を確かめてください。 これらの名前は 以前のリリースで変更され、その変更より前に書かれた文書は aumviso_ ではなく aum_ を使っています。登録されていないショートコードは何も表示せず、 エラーも出しません —— つまり古い名前は、ページ上では空白に見えます。

10. AI Tools

AumViso → AI Tools。 第 11 節から 13 節のすべては、まずここの設定を必要とします —— 提供元、API キー、モデル。

キーはこのサイトのデータベースに保存され、選んだ提供元にのみ送られます。 AumViso が自分から AI を呼び出すことはありません —— すべての呼び出しは、それらの画面のいずれかでボタンを押して始まったものです。

これらの呼び出しには費用がかかり、支払先は提供元であって当社ではありません。 バッチ系の画面は一度の実行で多数の呼び出しを出せます。まずは数件から試してください。

The AI Tools screen: provider, key and model

11. Knowledge Builder

AumViso → Knowledge Builder。 第一層の事実から、第二層の FAQ とガイドの下書きを 組み立てます。会社としての事実、製品、カテゴリー、そして確認済みの用語集項目から。 主題とメモは自分で入力してもよく、すでに記録済みの材料から埋めることもできます。

ここで作られるものはすべて下書きです。公開する前に読んでください —— 自分たちの事実から書かれてはいますが、書いたのはモデルです。

12. Automation と Optimize Existing

Automation は、知識ベースの現状と、毎回尋ねられずに最新に保てるものを示します。

Optimize Existing は、多数の項目に対して SEO と GEO のコンテンツを一度に生成します。 小さなバッチに分け、進行ログをその場で表示します。説明の無い投稿が大半を占める、 すでに量のあるサイトで使ってください。最後まで走らせる前に、いくつか結果を確かめること。

どちらの画面も、AI キーが未設定ならはっきりそう言い、設定されるまで何もしません。

13. Images

AumViso → Images。 互いに独立した二つの機能。

Auto featured image は、下書きが生成されるときにアイキャッチ画像を付け、 生成された投稿が画像なしで出来上がらないようにします。

AI image generation は生成元を選びます —— 費用のかかる提供元か、無料のものか。生成された画像も、公開する画像です —— まず自分の目で見てください。

14. GEO Console

AumViso → GEO Console。 サイトがどれだけ AI に対して準備できているかを、 すべてのコンテンツにわたって読み取ります。使うのは編集画面のスコアと同じ ページ単位の分析です。

上部に並ぶのは、平均スコアとその評語、Content scanned、 Missing meta description、Missing featured image、Products in catalog。 その下に Score distribution のバー —— Great(80 以上)、Good(60〜79)、 Average(40〜59)、Poor(40 未満)—— さらに、公開数とスキャン数、 コンテンツタイプ別の平均スコアを並べた表、そしてカタログが検出されたかを述べる Product sources の注記。

平均は方向として見るもので、目標ではありません。 役に立つのは「何が欠けているか」の 件数です。どれも、そのまま片付けていける一覧だからです。下部の Refresh で再スキャンし、 最後にスキャンした時刻がその横に出ます。

The GEO Console with its score tiles and distribution

15. 設定一覧

画面設定既定値
Brand EntityOrganization typeOrganization
Technical SEOSEO title templateサイトの既定
Technical SEOEnable SEO fields forPosts と Pages
Technical SEOSitemap included content公開タイプ
llms.txtServe /llms.txtオフ
llms.txtMax items per section50
Linking & RelatedAutomatic internal linkingオフ
Linking & RelatedMaximum links per keyword1
AI ToolsProvider未設定

16. トラブルシューティング

ショートコードが何も表示しない。 名前がおそらく古いものです。第 9 節を参照。

robots.txt を変更しても効かない。 ウェブルートにある実体の robots.txt ファイルは、 WordPress が返すどんなものよりも優先されます。削除してください。

/llms.txt が 404 を返す。 多くはパーマリンク設定です。Settings → Permalinks を 開いて一度保存してください —— プラグイン自身の画面にもそう書かれています。 それ以外では、第 5 節のスイッチがオフか、キャッシュ層がまだ古い 404 を返しています。

ソースにメタディスクリプションが二つある。 別の SEO プラグインがまだ有効です。2.1 を参照。

AI の画面が「何も起きない」と言う。 API キーがありません。第 10 節。

サイトマップに投稿タイプが欠けている。 4.4 節の Included content を確認してください —— これは 4.2 節の SEO 欄の一覧とは別の一覧で、一方に入っていてもう一方に入っていない ということが起こります。

FAQ に入力した内容が保存されなかった。 2.0.18 以降に更新してください。 2.0.17 では、FAQ・用語集の項目・ガイドのメタ項目が一度も保存されず、 エラーも出ませんでした。それで失われた作業は、操作のせいではありません。